先日、占い師さんに観てもらって「吉方」で引越ししたのに病気ばかりして運気が悪いんです。
吉方引越しなのに、どうしてでしょうか?
先日、このようなご質問を頂きました。
その方の生年月日と引っ越された日時と方位をお聞きしました。
すると、年盤上一白水星の廻座する方位へ引越しされていたのです。
良くお聞きすると、アドバイスされた占い師さんは九星気学を知らない方らしいのです。
だから、一白水星方位への移動=陥入をご存じなかったのだと思います。
そこで、質問者さんに陥入の説明をさせて頂きました。
九星気学の「陥入」とは?
この「陥入」ですが、元々は「坎入」と言う字になります。
この「坎」
土が欠けると書いて「坎」です。
つまり土が欠けているので「穴」ですよね。
そう!陥入と言うのは「穴に落ちる」事を言うのです。
陥入の3つの穴とは?
「陥入」には3つの穴があると言われています。
その3つをお伝えしますね。
- 経済的な穴
- 健康面での穴
- 人間関係での穴
この3つのうち、どれか1つか。
もしくは2つなのか、3つなのか。
これらの穴に落ち込んでしまう事を「陥入」と言います。
具体的にはどうなるの?
では実際に「穴に落ちる」とは、どのような事が起きるのでしょうか?
具体的にお伝えしますね。
経済的な穴
ずばり、お金の不安が付きまとう状態になります。
お給料が減ったり、予期せぬ出費があったりします。
仕事がなかなか上手く行かない。
と言うのも経済的な不安材料になりますよね。
健康面での穴
自分自身の弱い所に出ます。
元々身体が弱かったり、健康面で不安のある人は要注意です。
また、大病を患った方やご高齢の方は例え吉方であったとしても、取らない方が良い方位です。
人間関係の穴
この時期は人間関係において、トラブルがあったりコミュニケーションが取りにくくなります。
また、誤解が生じたり人間関係がスムーズに行きません。
陥入の時期、どのくらい続くの?
人にもよりますが、早くて2~3年
長い人だと、10年近く続く人もいます。
だからこそ、ご高齢の方は取って欲しくない方位になります。
ご高齢って、どのくらいの年齢からでしょうか?
そうですね。
大体、60代くらいでしょうか?
体力や身体の弱い方だと、50代くらいからは取らない方が良いと思います。
引越しでの「陥入」を避けるためには
前に「一白水星」が廻座した方位か「北」の方位を取ったことがある人は2度目の陥入は軽くなります。
それ以外で避ける方法はありません。
方位除けのご祈祷などは意味が無いと言われています。
一白水星を吉方で取った場合は、陥入が終わると一白の吉の影響が出て来ます。
すぐに表れるものではありませんが、ものすごく大きな吉方です。
陥入が済むのを楽しみに待ちましょう。