猿田彦大神の総本宮・椿大神社でご祈祷と龍神三社巡り

椿大神社(つばきおおかみやしろ)。
猿田彦大神の総本宮として二千年の歴史を持つ日本最古の神社です。

先日、伊勢神宮をお参りした時に内宮近くにある「猿田彦神社」に参拝し『総本宮は椿大神社だよ♪』と話した時に行きたい!と言われて今回のお詣りになりました。

お伊勢参り、楽しかったし、ここから色んな事が始めったので良かったら読んでみてね(^^♪

今回の目的は「道開きの神様・猿田彦大神」をお参りするのと、3つある龍神様の社をお参りすること。
そう!
椿大神社には龍神様を祀る社が3カ所あるのです。

椿大神社で商売繁盛のご祈祷を受けました♪

導きの神様のいらっしゃる神社でご祈祷。
これが第1の目的。

本殿に向かうと茅の輪が設置されています。
『水無月の 夏越の祓 するひとは 千歳の命 延ぶというなり』という言葉を唱えながら
茅の輪を3回くぐります。

茅の輪をくぐって本殿でご挨拶。
本殿ではご祈祷をされてる最中で、ラッキー♪と思いつつも私たちもご祈祷を受けるのよ(笑)
早速受付をして、いざ!ご祈祷です。

まずは祓いから始まります

椿大神社でのご祈祷は大祓い祝詞から始まります。
女性の神職の方に案内され1つ目のお部屋に入ります。
そのまま女性神職の方が大祓い祝詞を奏上。

女性の方の祝詞は初めてだったのですが、凄く素敵でした。、
大祓い祝詞を丁寧に奏上され太鼓の音と共に私たちの穢れを祓って頂きます。

いよいよご祈祷へ

祓いが終わると本殿へ移動します。
ご祈祷は男性神職の方。
女性神職の方の詩を奏でるような清らかな祝詞も。
男性神職の方の力強くも清らかで聞き入ってしまうような祝詞。

色々な神社で祝詞を聞く機会は沢山ありますが、椿大神社の神職の方の祝詞は本当に清らかで気持ちの良い祝詞です。
大幣(おおぬさ)で皆を祓った後に鈴を持っての祝詞。
そして巫女舞と続きます。

ご祈祷終了後には、お神酒・護符・清めの砂を頂きます。

龍神三社巡り

椿大神社には龍神様を祀る3つの社があり、三社巡りが出来ます。
今回の2つめの目的がこの三社巡りです。

庚龍神社(かのえりゅうじんじゃ)

金龍龍神、白龍龍神、黒龍龍神の3柱が祀られています。
第1の鳥居を入ってすぐの所にあります。

樹齢400年の樅の木に龍神様が宿っていると伝えられ、昭和55年(庚年)庚龍神社として鎮座されたそうです。
「万物が繁昌の極みとなる」と言うご神託があります。

立雲龍神社

虫封じ、子育てをはじめ、身体の健全立身出世の神様として篤く信仰されております。
弓道場の手前の池の奥にあるので分かりにくいかもしれません。
5月に大祭があり、のぼりが立ってると分かりますね。

龍蛇神両地神社

水に住む「龍」の信仰からは火難除け、水難除けの守護を、また、地に住む「蛇」の信仰からは土地の災難除けを司り、更には財運、身体堅固に霊験あらたかとされています。

締めは茶室 鈴松庵へ

松下幸之助翁が茶道の発展を祈念し、庭園とともに寄進された「茶室・鈴松庵」
鈴鹿山麓一帯、とくに入道ヶ嶽より出ずる明神川の清流は、万病を治す不老長寿の神水、薬水とされています。
その水で点てるお抹茶。
椿大神社に来られたら、ぜひ鈴松庵にお越し下さい。

季節によってお茶の器とお菓子が変わります。
今回の私のお茶碗は「めだか」
うっすらと「めだか」が泳いでるのが見えますか?

お茶菓子が乗ってるお皿も数種類あって、毎月変わります。
これも行くたびの楽しみになっています。

まとめ

何度も椿大神社には参拝していますが、ご祈祷を受けたのは初めて。
感想は「本当に丁寧なご祈祷」だったという事。

祓いとご祈祷を別々のお部屋で行い、大祓い祝詞も他の神社さんとは比べようもないくらい長く丁寧。
神職の方の祝詞を奏上される声も、高らかに響く。
本当に一生懸命私たちのために奏上して下さってるのが分かる、心に響くご祈祷でした。

ご祈祷は三千円から受け付けて下さいます。
私たちも初めてだったので三千円でお願いしましたが、「三千円」では申し訳ないと思うくらい素晴らしいご祈祷でした。
本当にありがとうございました。

伊勢国一の宮 猿田彦大本宮 椿大神社
所在地:三重県鈴鹿市山本町1871
電話:0593-371-1515
《参拝時間》
   11月~4月  午前5時~午後6時
   5月~10月  午前5時~午後7時
    ※御朱印・授与所は午後5時まで
《御祈祷時間》
   午前8:00(御祈祷開始は8:30)~午後4:30
    ※御祈祷は随時予約不要
駐車場:あり

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