奈良県の吉野には究極のパワースポットがあると言うので行ってみました。
その名も「吉水神社」
門を入ると金運招来の「金生大明神」と「恵比須神社」がありました。
もちろん両方にお参りします。
さて、いよいよ本殿へ。
元々は奈良県県の吉野にある金峯山寺の僧侶が生活する「吉水院(きっすいいん)」と言う僧坊だったそうです。
その後、源義経・弁慶・静御前・後醍醐天皇・豊臣秀吉・楠木正成たちが数日間滞在されたそうです。
そして明治時代に神社として改編されたました。
御祭神に後醍醐天皇・楠木正成が祀られています。
本殿をお参りした後は世界遺産となってる「書院」へ。
拝観料600円を払って扉を開けると。。。
「お写真はご自由にお撮りくださいね」と声を掛けて頂き。
靴を脱いで上がります。
豊臣秀吉が寄進した湯釜があったり、歴代天皇の真影があったり(昭和天皇までおられました)
後醍醐天皇の玉座があったり、水戸黄門が送ったお礼の手紙があったり。
多くの歴史上の方々が立ち寄られた場所なのだと感慨深いものがありました。
そして、書院の奥にある北闕門(ほくけつもん)
ここが究極のパワースポットと言われる場所です。
元々、吉水院のころから。
修験者たちの祈りの場だったそうです。
吉水院(現𠮷水神社)の書院裏庭に現存する「北闕門(ほっけつもん)は古来より修験者(山伏)たちの祈りの場でした。
大峰山に入山するにあたり、無事に下山できるようにここから祈りをした聖地でした。山伏達は𠮷水院にて入山許可書を戴き、護摩を焚き、崖から落ちたり熊や猪や蝮に襲われることなく「平穏無事」に下山できるように念じました。
吉水神社HPより
そして、この門は後醍醐天皇が京都に凱旋する時の門。
朝夕、京都の空を仰ぎながら邪気払いの「九字」を切られ、楠正行も出陣に当たり「九字真法」の印を切り結んだ場所です。
私もこの場所に立ち、九字を切りました。
日頃の煩わしさや、自分の弱い心を切り、「勇気と希望」が与えられるように。
九字を切る方法は説明が丁寧に書かれています。
何回か読んで頭に入れて。。。
説明では「大きな声で」とありましたが、さすがにそれは恥ずかしかったので。。。。
小声で切らせて頂きました。
こちらでは、だれでも「九字」を切り邪気を払うことが出来ます。
「邪気」は、心の迷いだったり傷や不安。
またが病気や災いなど、人を苦しめる悪氣です。
それを取り払い、心身の浄化が出来る場所です。
これから吉野では桜が見頃です。
吉野の千本櫻を愛でながら、邪気を払い心身の浄化に訪れてみませんか?
吉水神社
所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山579
電話番号:0746-32-3024
駐車場:参拝者用として数台は可能だが、道が細く急なので他の有料駐車場を使用する事がおススメ。
書院拝観料・600円
*駐車場について。
かなりの急勾配の細い坂道を下りて。
真ん中に階段のある、これまた急勾配な坂道を上がった先です。
よほど車の運転に地震のある方以外は他の駐車場をお勧めします。
ちなみに仏具屋さんのお向かいが一般車の駐車場で1回800円でした。